お庭に植物を取り入れる場合、地域の気候に合った植物を置くことで美しい緑を長い期間楽しめます。特にお庭の主役となるシンボルツリーは、できるだけ強い植物を選びたいものです。こちらでは、埼玉県の気候にあった植物についてご紹介いたします。ガーデンリフォームをお考えの方は、ぜひ参考としてお役立てください。

埼玉県は暖温帯、中間温帯、冷温帯、亜寒帯の4つの森林帯区分に分けられ、深谷市は最も広い暖温帯に位置しています。1年の平均気温が13度～21度の暖温帯では、シイやカシといった常緑広葉樹が代表的な植生です。

お庭に緑を置く場合、暖温帯を好む植物を選ぶと、いつでも生き生きとした緑を見ることができます。

シンボルツリーとしてはシラカシがおすすめです。庭の植栽として利用されるカシの中でもシラカシはとても丈夫で、夏が過ぎると可愛らしいどんぐりの実がなります。

お庭に好みの植物を配置して思い通りに成長させることができるようになったら、お庭作り上級者。そんな方々に挑戦していただきたいのが、竹やミント、ベリーなどです。

お庭の彩りとして取り入れるためには、こまめなお手入れと観察がポイントとなるため、様々な植物のお手入れを経験している熟練者におすすめ。ミントやベリーは上手に育てれば食用にも利用できる点も魅力です。